Credit of all artworks in this page : all rights reserved, DACS 2024
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BARRY KAMEN

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KILLER (Portrait of Takeo Kikuchi)

101.8 x 76.5cm

ART DESCRIPTION

菊池武夫氏とバリーの親密な関係は、ボクサーとしての菊池氏を描いた、この愛情あふれるトリビュートで美しく描かれている。

2014年に描かれた4枚で構成されたこのイメージには、伝統的なボーラーハットをかぶった男性の写真も3枚含まれており、菊池氏が英国の美学とテーラリングに深い憧れを抱いていたことを明確に物語っている。また、「KILLER(キラー)」という言葉は、菊池のスタイルがまさに「最高」だったことを伝えるために彼が使用したもので、バッファローのメンバーから最高の賛辞が贈られている。

菊池武夫とバリー・ケイマンは、1980年代に誕生したファッション・ムーブメント、バッファロー・スタイルに大きく貢献した。ミニマルでモダンなデザインで知られる菊池武夫は、クリーンなラインとディテールへのこだわりでバッファロースタイルに影響を与え、国際的な評価を得ている。

イギリス人アーティストでスタイリストのバリーもまた、1980年代のパンク、ニューロマンティック、モッズ・リバイバル、レゲエ、ヒップ ホップなどそれまで別々に存在していたジャンルや人々が、ストリートやナイト・クラブと言った空間を通し て、さまざまにミックスされた価値観を生みだした時代に、アンダーグラウンドシーンを伝えるメディアとして産まれ、DIY的発想で作られた『THE FACE』や『i-D』などの雑誌を通して、当時のムードを誌面や実 際のストリートを表現し得たレイ・ペトリ(Ray Petri、1948年9月16日16日~1989年8月)との仕事等を通じて、バッファロー・スタイルの形成に重要な役割を果たした。彼はまた、パンク・ムーブメントを背景にしたイギリスのファッション・ハウス、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Dame Vivienne Isabel Westwood 、1941年4月8日 - 2022年12月29日)との仕事や、パンクやニューウェーブ・ムーブメントへの貢献で知られている。

OTHER WORKS

VIRTUAL EXHIBITION

バリー・ケイマンのアートワークを、
仮想現実空間を通して網羅的に、臨場感をもってご観覧いただけます。

VIRTUAL EXHIBITION

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