ART DESCRIPTION
「AND/SHOULD (アンド・シュッド)」シリーズのペーパーワーク。2001年頃から最後の作品に至るまで、バリーのアートにはしばしば「should (シュッド)」という言葉が登場し、それは頻繁に消されたり落書きされたりしていた。
この重要なシリーズの作品は、2001年の「Art-Tube 01」展、多様な芸術的才能を紹介する、マルチ・メディア媒体やスタイルにまたがる印象的なアート作品の展示である。1990年代のイギリスで活躍し、「人々が医学を信じるように、芸術を信じられたらすばらしいことだ」と言う、今現在も活動を更新しつづける気鋭のアーティストで、近年では日本の現代アートシーンにおいても、その存在感の強さを増すダミアン・ハースト(Damien Hirst、1965年6月7日)、20世紀を代表する音楽家の一人、故ジョン・レノン元夫人であると同時に、1950年代後半から現代に至るまでその前衛的表現スタイルを独得の個性とする数々のアート作品の表現者として、また独創的な音楽家として数々の作品を発表し続けてきており、その間世界中の様々なアート・クリエイター達やロック・ミュージシャン達に大きな影響を与えてきたオノ・ヨーコ(Yoko Ono、1933年2月18日)、パンク・ムーブメントを背景にしたイギリスのファッション・ハウス、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Dame Vivienne Isabel Westwood 、1941年4月8日 - 2022年12月29日)、芸術家の「神話」や芸術作品の「作家意識」をめぐるモダニズムやアヴァンギャルドの議論に関わりながら、真正性やアイデンティティの問題を扱う作風のギャビン・ターク(Gavin Turk 、1967年)などの名作と共に展示された。